幸せって?

幸せについてみんなで考えていこうと思います。①幸福の歴史、②わいの幸福、③友達の幸福

大切な1%以外そぎ落とすという幸せ

【読み終わるまで】約4分
【目次】

 


今の生活になんとなく不安を感じているけど、解決の糸口が見えない僕が、今日もみなさんと「幸せになるためのヒント」を探索。

 

今日は前々から興味のあった「ミニマリスト×幸せ」を探っていくっ

読んだ本はAmazonのトップにあった「手ぶらで生きる。」

「持ち物を選ぶこと」は「自分の幸せを選ぶこと」


【1、ブックレビュー】

 

この本は6章からなり、それぞれから自由になろうという本。

それぞれの章の簡単な概要を。

 

暮らし …部屋は狭く、冷蔵庫は持たない

物   …物を選ぶ時の自分なりの優先順位もつ、レンタル・シェアを使う

体   …一日一食を味わう、健康がなによりの資産

時間  …幸せと時間を生んでくれるものを持つ

思考  …本当に大切な1%のために99%をそぎ落とす

人間関係…経験を資産に、最低限生活費を知って最低限しか貯めない

 

【2、考察~ミニマリストはロック~】

 

ミニマリストって「ものいっぱい持ってるのダサくね」っていう排他的な思想の持ち主かと思ったら違った笑

 

モノも、考え方も、人間関係も

すべてに対して「これって要るっけ?」という素朴な問いを投げて

「本当に大切な1%のために、99%をそぎ落とす」

ことを実践している素敵な考え方。もはやキングオブロックでは。

 

本で勧められている「なにかを減らすアクション」はそのまま幸せのヒントになる。

なぜなら”モノ”を減らすこと、減らすために悩むことで、自分が本当はなにを大事にしているかに気が付くからだ。

 

(1) 持ち物は「自分本位で選んでいい」

 

ミニマリストはなにも「生存に最低限の生活をしましょう」と言っているわけではない(読んで初めてわかった若輩者です)

 

例えば、

「自分がなんとなく流行の服に使う月1万のお金を

 自分が好きなブランドに全部つぎ込む」

これがミニマリストへの第一歩。なんとなくの消費をやめれば、でかい楽しいお買い物ができるというわけだ。

 

思えば僕も、お酒と飲み屋の空気が好きで、夜のもう一杯のビールのために、お昼ご飯を500円以下に切り詰めている。

 

ここから横道にそれたい。

僕のモノを買うときの尺度の一つが「ビール」だ。

 

だいたいの800円ぐらいのランチを見るたびに

「このお昼ご飯を我慢して抑えれば夜ビール1杯飲めるぞ」

って比べてる。お店の雰囲気も含めてのビールなので缶ビールでは測らない。

このビールというモノサシがあることで、食事に関しては幸せな選択をできているが、

食事以外のモノについては「この電子レンジ買うの我慢したらビール20杯飲めるぞ」とかあまりビールと比べることはない。

ある程度ジャンルごとの「自分本位定規」を持つのがいいのかもしれない。

 

(2) なにかを買うとき、そのお金を得るために使った「時間」で買っている

 

「世界一貧しい大統領」として有名になったウルグアイのムヒカ元大統領の言葉。(ぜったいどこかでブックレビューしたい)

 

これはなにかを買うときに

なにかと値段で決めてしまいがちな自分を戒める言葉だった。

 

「クレジットの支払いをするために働いていないだろうか」

 

この問いはもう自分に当てはまりすぎて耳が痛い、つらい。

 

「この時間を過ごすために働いている」

 

と思えるような、モノ、ヒト、経験につぎ込みたい。

 

友達で言えば、アイドルにつぎ込んでいる友達は毎日とっても楽しそうだ。彼女は仕事中もアイドルがちらつきながら一生懸命充実して働いて、他のモノを買うときにはアイドルへのつぎ込んだときとの幸せ度合いを比べているに違いない。

 

(3) 物を減らすことで迷いをなくし、大切なものに集中する

 

メンタリストDaiGoの動画でもあったが、脳が疲れるのは勉強や集中ではなく、「集中を切り替える回数が多いから」らしい。こうなると好きなモノにも集中できなくなってしまう。

勉強をしようと思ったら部屋が汚いことに気が付いて1時間も掃除してしまった、というのも大切なモノに集中できていない例だ。

 

どんな服着よう、どんなもの買おう、何食べようか

 

どこかに自分が優先したい欲があるはず。

 

優先したい欲以外はジョブズの服みたいに固定させて選択の余地を自分に与えないことで、優先したい欲を思う存分楽しめる。

 

本の中で出てくる「他を捨て一点集中」の例は

①三月のライオンの桐山零(将棋に集中、カーテンもない)

②俳優の高橋英樹(床一面で書道をするために、70歳を過ぎて部屋のものを33t廃棄)

③著者のミニマリストしぶ(ミニマリズムの良さを広めるため、4畳半家賃2万冷蔵庫ナシ)

 

上の例3人は恐ろしいほど捨てているが、僕たちもジャンルごと(食べ物、服、遊び、友達付き合い)にはちょっとは優先順位付けができるはず。

 

※ちなみに集中切り替えを減らすためのDaiGoのおススメ策は、例えばSNSチェックをスケジュールに組み込むこと。これで好きなことをやっている間にSNSに意識が持っていかれることもない。

 

【まとめ】

今後のブログではブックレビューとインタビューに加えて

ミニマリズムを実践してみた」をやってみようとおもった。

 

まず第一回は「お昼ご飯を毎回バナナジュースにしてみた」でいきたいと思う(本気)

 

 それじゃ、また。

 

【今回読んだ本】

手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法