読書だけじゃ幸せになれない
【読み終わるまで】約3分
【目次】
今の生活になんとなく不安を感じているけど、解決の糸口が見えない僕が、今日もみなさんと「幸せになるためのヒント」を探索。
今回は半分総括のような感じ。
「本を読む」ということが幸せにつながらないという話をしたい。
幸せを探して本を10冊ぐらい読んで気付いたことと、
いままで本、特に啓発系を読んでなんとなくモヤモヤしていたことをまとめた。
【1、本を読むという解決策】
なにか悩み事があったとき、やりたいことがあったとき、
その都度本を読んできた。もちろんグーグルで調べるけど
ノウハウ本とか、啓発本とか、専門書とか
具体的にはホリエモンの「多動力」、「エクセル入門」、「政治学」らへん
小説は今回のいう本には入れない。今回の話題はなにかを知りたくて読む本
本を読みながら思うのは
「オレ、勉強して前に進んじゃってるよ、ふふ」
「おお、こんなやり方あったんや、やってみよう」
という気持ち。
でも読み終わった後に毎回残るのはよくわからないモヤモヤ。
このモヤモヤの正体は
「読書は解決に向けた一歩に過ぎないのに
二歩目を踏み出しておらず、一切解決に近づいていなかったから」
だった。
【2、なぜ読書が解決策にならないのか】
なぜ読書が解決策にならないのか
本の内容を身に着けていないから。これに尽きる。
読んだだけで本の内容をできたような気がしてしまうのだ。
ここで「できる」とはなにか考えたい。
一般に学習段階は4段階にわかれる。
①知らないできない
②知ってるできない
③知ってるしできるが、すごい大変
④楽にできる
読書は①~④のなかでは①→②になっただけ。
読書のやっかいなところは案外手間がかかるから①→④まで行けちゃった気がしてしまうところ。
頑張ったら報酬欲しいもんね笑
これを読むと当たり前じゃねと思うが、理解していること(②)とできることは(④)は大きな隔たりがある。
【3、じゃあどうすればいいのか】
行きたい方向性に対して本を読んだうえでどう活かすか
本を踏まえてなにをするか
を行動プランに落とし込むことが必要。
行動プランがわからなくたっていい。とりあえず本を読んだら本を読む以外のアクションをしてみればいいのだ。
これは「チーズはどこに消えた?」を読んだことで気付いた。
読んだのが2回目というのが非常に悲しいところ…
①チーズはどこに消えた?
全世界で2,800万部売れたベストセラー
人間にある四つの要素を擬人化したキャラがチーズ(大事なモノ)を探す物語
- スニッフ…いち早く変化をかぎつけるネズミ
- スカリー…すぐさま行動に移すネズミ
- ヘム …いっそうまずいことになるかと怯えて、変化を恐れる小人
- ホー …もっとうまいことがあるんじゃないかと変化に乗る小人
一度はそれぞれのやり方でみんな旅に出る。
そして見つけた大きなチーズ
食べたら減ったり、時間がたてば悪くなったりするチーズがついになくなった。
スニッフとスカリーはすぐさま探しに
ヘムとホーはうじうじと悩みだす
ホーは耐えかねて旅に出て
すでにスニッフとスカリーが見つけていたチーズにたどり着く。そして、二度と遅れをとることがないようにチーズの変化を毎日確認し、旅にもちょこちょこ出る。
ヘムは最後まで最初のチーズがあった場所を動かない
変化は必ず起きる。
だったら変化を楽しもう。